オーストリア、スロバキア、ハンガリー、チェコ そして ドイツ   10日間の旅行記

第1日目: 2012年(平成24年)  5月12日(土)  

 成田(日本)から中国の北京へ

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乗り継ぎで成田から北京へ

 

◎ 本 日 の ス ケ ジ ュ ー ル
 場 所  概 要
集合:成田空港 13:15 第1旅客ターミナルビル4階
  南ウイング Kカウンター 18番〜20番 阪急交通社 受付カウンター
成田空港(日本) 発 15:20
16:15
搭乗
離陸。空路、北京へ(約3時間30分のフライト)
北京空港(中国) 着 (19:49)
18:49 
(日本時間)
現地時間(日本よりマイナス1時間)
これより現地時間。
北京空港 発  19:50 バスで北京市内のレストランへ
夕食 20:20 New
北京ダックと中華料理
天安門広場のライトアップ観賞 22:05 天安門広場
北京空港へ戻る 23:00 乗り継ぎで待つ

 

訪  問  地 詳    細
成田

北京
   
13:15
集合

*成田国際空港 第1旅客ターミナルビル4階
  南ウイング Kカウンター 18番〜20番 阪急交通社 受付カウンター

 集合時間は、13:15ですが、12:15には成田に着きましたので、そのまま指定のカウンターに行くと、阪急交通社の人が中国国際航空の航空券(Eチケット)をくれましたので、すぐに中国国際航空の窓口に行って座席を決めます。

 航空券は、成田〜北京、そして北京〜ミュンヘンと2便になっています。

 ここで、あまり旅に慣れていない人は、座席を決めるのは航空会社の窓口の人の言いなりですが、旅の達人は(?)は、成田〜北京間は、約4時間のフライトなので、外が見られる窓側(WINDOW SIDE=ウインドー・サイド)をリクエストし、一方、北京〜ミュンヘン間は、10時間以上と時間がかかるので、途中でのトイレへ行く便利さやエコノミー症候群といわれる足のむくみを防ぐために、散歩をするので通路側(AISLE SIDE=アイル・サイド)をリクエストしました。

 まだ、乗客が少ないようで、私の希望が叶えられ、成田〜北京間は、”42L”で、北京〜ミュンヘン間は”34D”が取れました。

 この航空会社の受付で、搭乗チケットを受け取ると同時に、スーツケースを預けますので、機内持ち込み用の小荷物は、外に出しておきます。

 

両替 *両替をします。

 座席を確保してから、まだ時間がありますので、両替をします。

 海外旅行で欠かせなくて、また、為替相場が変動するので、いつの時点で両替をしたらいいのか悩ましいのが、この日本の円から、現地通貨への両替です。

 現金でなく、トラベラーズ・チェックを持って行く手もありますが、私は、最初から現地でのお土産や買い物は考えていないので、少額の現地通貨だけで十分です。

 今回は、円からユーロへの両替ですが、同じ成田の両替所でも、1ユーロ=108円のところもありましたが、南ウイング Kカウンターの近くにあった、銀行系でないこの両替所が、1ユーロ=106.88円 と一番交換率がよかったのここで両替をしました。

 この旅行時(2012年5月12日)の為替相場から、1週間後のユーロは、ギリシャの経済状況の悪化で、2012年5月18日には、1ユーロ=99円前後となりました。

 為替の変動を言い出すと、2006年のヨーロッパ旅行時には、1ユーロ=146円で、2008年のスペイン・ポルトガル旅行では、1ユーロ=166円だったから、1ユーロ=107円換算でも、2008年と比べて、59円の円高で、約35%は買い物がお得となります。

13:30 *再集合、出国へ
 
 今回のツアーの参加者は、39名+添乗員(女性)1名の合計40名と、かなりの団体です。

 同じ阪急交通社の過去のツアーでも、25人程度が最高でしたから、この39名を1人の女性添乗員がカバーするのは無理かと思いました。

 私が危惧したように、この後、現地では度々はぐれ人がでて、捜索に私も助っ人になるなど大変でした。

*単独参加が多い!
 今回のツアー参加者で、単独参加者が9名と、これまた、通常のツアーでは、単独参加者は1,2名なのに、多い人数です。
 この原因は、ツアー価格の安さに加えて、この5月12日の出発日が、一人参加での部屋の追加代金が、通常は、¥45,000−のところが、¥35,000−とこれまた、¥10,000−安くなっていたのが原因のようです。
出国
手続き
*手荷物と身体検査
  
  機内に持ち込める液体の検査は、各国とも実に厳しくなってきています。
 ペット・ボトルは当然に駄目ですし、小型の液体化粧水でも、時には検査に引っかかり、捨てるように指示されます。

 また、財布の金具、ベルトの金具でもゲートでビーと検査音がして、再度、検査官が別の小型の金属探知機で全身を検査します。
この身体検査は、上着を脱がされるなどで、最近かなりの時間がかかりますので、搭乗時間までに十分に余裕をもって、入りましょう。

審査 *出国審査(Immigration)
  ここで、パスポートと搭乗券を示し、本人の確認です。

  顔は、イケメンではありません(謙遜してます)が、犯罪に関係していないので、すぐに、パスポートに出獄(おっと変換を間違えた)、出国の印が押されます。
15:20  *搭乗開始

 中国国際航空 CA−926便に乗ります。搭乗ゲートは、43番でした。

 使用する機種は、ボーイング B777−200です。

 座席の配置は、先頭に向かって、2−5−2 です。
 左右の窓際に2座席づつあり、中央に5座席があります。


  
*私の座席番号”42L”は確かに、窓際ですが...なんと、右側の翼の上で、下界が見えない!

 座席にはモニターの設備はなく、音楽の音声サービス用イヤホンだけです。
 しかし、日本語のサービスはなく、英語と中国語だけでした。

 乗客は少なく、あちらこちらに、空席もありましたが、私の隣は、ドイツの男性ビジネスマンでした。
16:15
成田
離陸  
*離陸が遅れる!

 搭乗開始は、ほぼ時間通りでしたが、離陸まで小1時間かかっています。

 メンテナンスに時間がかかったとか!
 恐るべし、中国国際航空!

 これから、中国の北京空港まで、約3時間30分の空の旅です。

 左の写真は、成田空港を離陸していく、他のジェット機です。

 大体、2,3分おきに離陸し、離陸をまっている飛行機は、10機ほど列を作っています。

 窓に小さな傷がだいぶあって、雨粒のように見えますが、雨は降っていません。
16:45
頃 
*機内サービスの開始

 北京までの飛行経路は定かではありません。

 かなりの時間、陸地の上を飛んでいるので、まだ、日本列島の上らしいのですが、何しろ翼が邪魔して下が見えないもので。


 とりあえず、機内サービスも始まりましたので、オレンジ・ジュースでも飲みましょうか。
17:00 *機内食

 私の旅行記では、お馴染みの機内食です。

 ビーフ・ヌードルとチキン・ライスのどちらかが選べますので、写真のビーフ・ヌードルを食べてみました。

 ●味は?
  香辛料が少しばかり中国風で引っかかりましたが、まあまあです。

 ●食事のあとは?
  せっかくの窓際の席ですが、翼が邪魔をしていますし、下は雲海ですから、寝たり、中国の出・入国カードを書いたりします。
北京市内 19:45
(日本時間)


18:45
(現地時間)
*北京空港 着陸

  飛行中は、少しばかり揺れがあった時もありましたが、ほとんど快適な空の旅で、乗り物酔いがする私でも問題ありませんでした。

  19:14分頃から、中国の上空に入ったようです。

 フライトの所要時間の約3時間30分は、予定(約3時間55分)よりも早く着いています。

 現地、北京の時間は、日本より、マイナス1時間です。

 これからの時間表示は、現地時間です。
  *北京空港内

  北京空港は、2008年に開催された北京オリンピックにあわせて、大改造がされたようで、大きくて、明るくきれいでした。

 ●集合しても人数が足りない!
  私たちのツアー・グループは39人+添乗員1名ですが、一応待ち合わせ場所ときめた飛行機を降りて移動してきた場所で点呼をとると、人数が2人足りません。

 そこで、トイレや近辺を探しましたがいません。先の方まで探してやっと人数が揃いました。
 初日からこれでは、これからの旅が心配です。

 
   
19:50 *北京空港を出てレストランへ

 本来の目的地は、ドイツのミュンヘンからオーストリアなどへ向かうのですが、中国へ来ています。

 ●どうして? 
  それは、賢明な読者はお分かりと思いますが、運賃の関係です。

  中国国際航空は、他の航空会社の運賃と比べて、安いので、この航路となるのです。
 
 しかし、次の出発時間(01:35)まで時間があるので、阪急交通社も、粋な計らいで、時間を繋ぎました。
 それが、北京ダックの食事と、天安広場の夜景観賞です。


●というわけで、中国への入国審査を、無事に通過して、北京空港の外に出ます。

*北京空港の外は?

  気温は、21度程度ですが、なんとなく、あたりが、薄曇りというか、ガスっている感じです。
   *北京市内へ

 少し混んでいる高速道路に乗って北京市内にあるレストランへ向かいます。

 道路の舗装状態もいい。中国は車は右側通行です。


 ●北京の交通事情
  最近の自動車使用率の増加により、北京市内の交通渋滞もひどくて、平日は、車のナンバーで、市内へ入るのを制限しているとのこと。
 
20:20 *レストランで夕食



 中華料理が、フル・コースで出てきます。
  *北京ダックも出ました。

 今回の北京での食事のメイン・メニューである北京ダックも十分に食べられます。

 でも、香港で食べた北京ダックは、もっと皮がバリバリとした思い出がありますが、ここでは、少しばかり、そのパリパリ感がありませんでした。

 
 と、言いながら、ほぼ完食?

21:05  *天安門広場の夜景へ

 その前に、「強反発のラテックス(マットレス)」の展示・販売所へ寄った。


 最近、この手の販売方法が流行っているらしく、商品の説明を聞いた後、寝具用のラテックスを展示・販売している大きなショー・ルームに連れていかれましたが、まったく、このような商品は買う気がない私は、展示場のベッドで横になり休んでいました。

 ●北京では、バイクの使用は禁止?

  道路には、ヴェトナムなどのように、騒々しいバイクが見当たりません。
 どうも、禁止されているようです。
  *天安門広場の夜景


 バスは全然止まらず、車内からの写真ですから、この出来で勘弁してください。

 雰囲気だけでも、感じてください。
 



23:00 *北京空港へ戻る。

 明日の 01:10 出発予定の 中国国際航空 CA−961便に乗るために、北京空港に戻って来ました。

 搭乗ターミナルまで、電車で行きます。1、2分しか乗っていませんが。

 
    
*こんな、真夜中の出発にもかかわらず、出国検査場は混んでいました。

 無事に、出国手続きを終え、搭乗ゲート付近で、搭乗案内があるまで待ちます。
◎ 2012年 5月12日(土)は終わりです。
★第1日目は、ヨーロッパへの乗り継ぎです。

  本当は、往復とも、オーストリア航空で、直接ウィーンに飛ぶツアーも勿論ありますが、それだと、基本料金だけでも、25万円ぐらいしますから、一人部屋や燃油サーチャージ代などを入れると、35万円以上は必要となります。
 それが、北京経由で、ドイツのミュンヘン へ飛び、そこからバスとなると、このような全部入れても、25万円以下となるわけです。

●北京空港は広くて、きれい!

  2008年の北京オリンピック用に、大改修がされた、大きな広くて、まだきれいな空港でした。

●北京の夜景

  天安門広場の周辺を、バスで回っただけで、しかも、夜の9時過ぎでは、何もわかりませんでした。

●北京でのラテックスの店への案内は不要!

  私には、寝具の話や枕の購入はまったく関心がない店で、それに、まだ旅が始まったばかりで、旅の邪魔になり、かさばる品物を誰が買うの?

  この1時間があるなら、天安門広場や故宮博物院の案内に欲しかった。 


 

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