ヨーロッパ旅行 (その2)

スペイン・ポルトガル編
スペイン国旗
ポルトガル国旗

2008年(平成20年)

第1日目 5月8日(木)

スペイン・ポルトガルの旅

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訪  問  地 詳    細
成田
8:55
集合

成田国際空港 第1旅客ターミナルビル4階
北ウイング Gカウンター 18番〜20番

今回の参加者は、23人+添乗員の合計 24名の旅です。1名を除いて、他は全部ペアで参加でした。
夫婦での参加者が殆どです。 (追伸:4名の家族連れもいました。)

 

 

*円とユーロの両替
 阪急交通社のパッケージには、全部の食事代と、ホテルのポーターなどのチップも含まれていますが、ホテルの枕銭(1ユーロ程度)やお土産代、飲物代は、入っていませんので、成田の空港で、円からユーロに両替します。
 千葉銀行や三井住友銀行など、銀行により両替レートが僅かですが異なります。
 この中で、一番両替レートのいい、三井住友銀行 1ユーロ=¥166.69 で両替しましたが、札でしか両替はありません。
 コインは、あとで、現地のホテルでも札からくずしてもらえます。(同じ、ユーロのくずしなので、当然、手数料はかかりません。)

*どこで、お金を両替するのが、一番いいのか?
  国内の銀行か、現地での空港か、また現地の市内での両替所かなど検討しましたが、情報がなく、成田で両替しました。

 

*パスポートを新しくした。
  10年前に作ったパスポートが、去年の12月で有効期限が切れたので、今回の旅行用に、新規に作成する。
  10年用は、¥16,000−の手数料だった。

*10年前のパスポートとの違いは?
  ICチップが埋め込まれていて、以前より、分厚くなっている。
  そこで、表紙にICのマークが入っている。

  顔写真の部分が、大きくなった。
   以前の規定より顔の部分が随分と大きくなり、また写真の精度についてもうるさい。
   私は、デジカメで撮った写真をやや精度の低いプリンターで印刷したのを添付したら、受付でもっと精度の高い印刷を要求された。
   しかし、また家に帰って準備するのも面倒なので、強引にやや精度の低い写真でやらせました。
   窓口のお姉さんは、何度も注意したことを、繰り返して、責任は私にあることを強調してましたけど、アメリカ人やヨーロッパのパスポートを見た事のある人なら、知っているでしょうが、パスポートなんてかなりいい加減に作られています。

 

*出国
  出国審査は、2,3人が待っているだけでした。
  IC入りのパスポートには、写真の他にも、犯罪データも入っているようで、問題のない人は、簡単に通れます。
  ジャ、私の場合は?
  勿論、すぐにO.Kです。
   出国審査も、スピード・アップ化されたようです。

 

*スペインへ飛び立ちます!
  日本からは、スペインへの直行便はないため、とりあえず、イギリスのロンドン空港で乗り換えて、それから、スペインのバルセロナ空港へいきますが、行ってきます。

機内
10:45
出発

BA−006便。
搭乗機は、ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)の、ボーイング747−400 ジャンボ機です。左右に3列と、中央に動きのとれない4列がある、おなじみの大型機です。私の席は、36Cと、ありがたいことに通路側でした。

短距離便なら、外が見られる窓際が良いのですが、これから、12時間も乗るため、トイレや足のむくみを防止するためには通路側が便利です。

 

機内設備 前の椅子に、小型の液晶モニターがついています。
これを操作して、映画や音楽、フライト状況(どこを時速いくらで飛んでいるか、あとどのくらいで到着かなどが分かります)などを表示させます。
「つぐない」「There Will Be Blood」「ノー・カントリー」など、もう日本でも見たものが殆どでした。
英国でのインド移民の「Brick Lane」や「Hit Man」、「P.S. I Love You」などを見ました。
機内食1
13時頃

飛行が安定する離陸後2時間ぐらいするとでます。
私は、ビーフを食べました。

*約10,000mの高さを、時速 1,000Kmとゆう高速で、こんな大きな物体が飛んでいる。
  すごい! 人類はえらい! 殆ど揺れもないとは。 

*下は、白い雲があるばかりで、何も見えません。

5時ごろには、軽食として、スナック(パン、チョコバー)もでました。

機内食2
21時頃

今度は、到着の2時間ぐらい前に、でます。
パスタとチキンです。

ただ、乗っているだけで、何にも、しないのですが出されるとチャンと食べています。

*機内食は、日本航空の方がうまい?
  ブリティッシュ・エアウェイズの機内食は、まあまあです。
でも、2年前に食べた日本航空の機内食の方が、メニューも凝っていて、美味かった気がしました。

ロンドン
15時
ロンドン到着

現地時間午後3時、イギリスはロンドンのヒースロー空港に到着です。
イギリスは、日本時間より、マイナス8時間です。日本時間では、朝の11時となります。約12時間かかっています。

ここは、乗り継ぎだけです。空港の外にはでません。

 

*ヒースロー空港は広い!
 新しくターミナル5ができて、乗り継ぎだけでも、バスに乗ったり、電車にのったりで、次のゲートに到着するまでに、20分はかかります。

*ヒースロー空港の身体検査は、厳しい!
  話には聞いていましたが、それ以上に厳しい検査でした。ペットボトルやワインの小瓶などの液体は全部持ち込めません。化粧品の小瓶の液体でも開けたりして検査されます。ベルトの金具は完全にピーと鳴って外されます。
  女性のベンダントも、取り外しです。
  靴も脱がされます。殆ど裸にされた女性もいました。

ロンドン〜バルセロナへ
18:45
出発
BA−482便。
同じ、ブリティッシュ・エアウェイズの今度はやや小型の、ボーイング757機で、ロンドンのヒースロー空港から、目的地のスペインはバルセロナ空港へ向かいます。
機内食

ボーイング757機は、左右3列の構成です。
前の椅子には、モニターはありませんので、映画のサービスもありません。

また、軽食(サンドイッチ)がでました。

バルセロナ
21:30
到着

*スペインに入国!

この時間もスペイン現地時間です。ロンドン時間にプラス1時間です。
ロンドンからは、実際には、2時間もかからないで到着しました。

*バルセロナの入国審査
  これも、窓口には、我々の便だけで、すぐにパスです。

 

*気温
  もう、空港の周りは暗くて、また気分も長時間の旅でボンヤリしているので、分からないのですが、長袖でも少しばかり涼しい気温です。

23時頃

バルセロナから南西約43Kmのところにある、シッチェスという場所(といってもこれもどこか分からないけど)にある、ホテル:アンテマーレに到着しました。
ホテルの周囲は住宅街で、どうしてこんなところにホテルがっていう感じでした。その、ホテルは少しばかり、汚いって感じでした

どうやら、スペインに来ましたが、さすがに長旅で、乗り物酔いの気分もありで、シャワーを浴びて、バタン・キューとお休みです。

  

2008年 5月8日は終わりです。

◎長い、長い一日だった!
  日本を立ってから、何と28時間ぐらいが経過している。
  一日も、24時間が、マイナス8時間とか、プラス1時間になると、計算ができない!
  もともと、乗り物に弱く、自分で自動車を運転してしていても、乗り物酔いをするのに、こんなに長時間飛行機に乗っていると、足元が揺れてきます。

  殆ど、動かず食べてばかりいる一日は、時間と共に体の調子も、もう訳の分からない世界です。

◎ユーロが高い!
  2年前のヨーロッパ旅行の時には、1ユーロは¥146でしたが、今回は1ユーロ=¥166です。
  何と、20円も高くなっています。13%も物価が値上がりしている計算です。買い物には注意しましょう。

◎スペイン入国に書類が必要では?
  旅行会社からの案内では、スペインの入国に際して、申請書類が必要とありますが、イギリスからスペインのバルセロナへの飛行機の中でも配られず、またバルセロナの入国の窓口にも書類はありませんでした。
  いつの間にか、入国の書類は不要になったようです。
  でも、この手続きの変更は、世界には知らせていないようです。

  恐るべし! アバウトな国 スペイン!

 

 

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