第10日目 2006年8月8日(火) イタリア(3日目) ローマの休日
(一日中 ローマにて 自由行動) |
◎午前 地下鉄にて:コロッセオ(入場)、スペイン広場へ |
◎昼食:さかな料理 |
◎コルソ通り 散策 |
◎夕食:ベンネ・アラビアータ (ホテルのレストランにて) |
◎ローマ ホテル:フォー ポインツ シェラトン ウェスト 泊 |
訪 問 地 | 詳 細 | ||
地下鉄へ | 6時45分 朝食 |
いよいよ、ヨーロッパの観光も終わりだ。 スケジュールの中で唯一の「自由行動日」 オプションとして「列車で行くフィレンツェ観光」があるが、私は「ローマの休日」で過ごす予定。 8月6日には外から見た「コロッセオ」に入場し、「コルソ通り」を散策することにした。 別に朝食は遅くても良かったが、フィレンツェへ行く人たちと共にする。 今日も軟骨ベーコンは出ています。 |
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8時ホテル発 8時10分駅着 |
ホテル:フォー・ポインツ・シェラトン・ウエストのシャトルバスで、最寄の地下鉄(Metropolitana)の駅、「Eur Fermi(現地の読み方が分かりません)」まで行く。 朝市(女性衣料品中心)が開かれていた。 駅はこの下にあったが案内板はマクドナルド?(地下鉄のマークがMでマクドナルドのマークに似ているだけでした)店の所にあり、分かり難い。入口を探した。 |
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「Eur Fermi駅」構内です。 駅が汚い。電車も落書きだらけ。昔のアメリカはニューヨークの地下鉄の落書きを思い出させる。また冷房車両でなかった。 ローマの地下鉄は東西を結ぶ「A路線」と南北を結ぶ「B路線」の2路線があり、「テルミニ(Termini)駅」で交差して乗換えができます。 「Eur Fermi駅」は「B路線」の南の方にあります。ここから、北へ8つ目の駅「コロッセオ(Colosseo)」へ行きます。 |
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地下鉄に乗って コロッセオへ | 自動券売機で乗車券を買う。 1ユーロ(約146円)で全線行けます。(全線均一料金) |
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8時22分駅発 | |||
時間の制限(75分以内)もあります。 入る時に時間が裏面に記録されます。(この「Eur Fermi駅」では、駅員に声をかけたらスタンプを押してくれたが、自動で印刷されるようだ。) ドアは降りる時に、ドアに付いているボタンを押して開けます。 駅名のアンウンスはあります。(当然、イタリア語ですが、感覚は分かります。) 私が乗車時には乗客は少なく楽に座れましたが、徐々に混んできて、4つ目の駅あたりから座席は満員です。 |
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8時34分駅着 | 「コロッセオ(Colosseo)駅」に着きました。 行き先の案内板です。 乗客の態度は、まったく日本と同じように、若い人は携帯電話でメールを打っているし、ヘッドホンで音楽を聴いている。 |
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駅の出口の方には誰もいません。切符も取られない。 駅構内には、必ず警官がいるようです。 |
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コロッセオ | ●コロッセオ(Colosseo)(円形闘技場)です。 開場は8時30分からで、まだ人は少なかった。 天気は快晴。気温は26度くらい。 湿度は低い。気持ちいい。 |
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8時40分入場 | 入場券を買います。 | ||
入場料は11ユーロ(約1,600円)です。 | |||
コロッセオは紀元80年には完成して、約5万人が入れた。 今は、下の方が見えるが、地下側は塞がれていて、猛獣や剣闘士がいたらしい。 |
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観客席も3階まである。 一日中観ていてもいいように、陽射しをよけるようにしてあったようだ。 ウンチク;ローマ帝国は紀元27年のアウグストゥス皇帝から始まり476年の西ローマ帝国の滅亡で終わりとなるが、最盛期には、イギリスの一部、スペインなどのヨーロッパ一帯、東はトルコなどメソポタミアまで地中海沿岸全域を支配化においた。(東ローマ帝国はその後も残る。) シーザー(カエサル)はアウグストゥス皇帝の前の支配者。 |
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正しく、歴史に触っている感じがする。 耳を澄ませば、ローマ人の歓声が聞こえる。 |
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剣闘士を描いたラッセル・クロー主演の映画「グラディエーター」の影響かも? | |||
コンスタンティヌス帝の凱旋門もこのコロッセオの側にあります。 (フランスのナポレオンの凱旋門のモデルになったとか。) |
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展示物も見られます。 2千年も前のものもあるらしいが、全部の展示物は注意して見ていない。 |
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10時頃退場 | 彫像もいろいろと展示されている。 10時を過ぎると、他の観光客も入って来ました。 英語圏の人が多い。 |
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コロッセオを後にして、暫く街を歩きます。 案内板もしっかりしていて、駅や名所は分かる。 陽射しが眩しい。蝉が鳴いています。 |
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コロッセオから南へ1駅の「Circo Massimo」のそばにある「競馬場」跡です。 |
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ここも、映画「ベン・ハー」の馬車の競争シーンを思い出させます。 今は草が覆い、「つわものどもの夢の跡」でした。 |
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地下鉄B線の「Circo Massimo」から、また地下鉄に乗り、地下鉄A線と連絡している「テルミニ(Termini)駅」で乗り換えて、「スペイン広場(Spagna)」へ向かいます。 ◎地下鉄A線はきれい! B線の電車には落書きがあったが、A線の電車には落書きもなく、きれいでまた冷房車両だった。ヴァチカンへ通じているせいか、たまたま私の乗った列車がそうだったのか、分かりませんが。 |
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スペイン広場 | 11時20分頃 | ●スペイン広場(Piazza Spagna) 8日目(8月6日)に続いて、また「スペイン広場」に地下鉄でやって来ました。 今日も人が一杯です。 (どうして、カメラのアングルが真正面でないかと言うと、正面の時計台が工事中でしたので、避けました。) |
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陽射しが強いので、日陰に座っています。 ここで、暫く人間観察をしてました。 イタリアの女学生3人組;携帯電話をよくかけていて、キャー・キャーとうるさいのは、日本の女学生とまったく同じ行動パターン。 携帯電話;折畳み式は少ないようです。 服装;世界的に同じです。でも、西洋人と東洋人は体型が違い、遠くからでも、区別できます。 ビデオ・カメラ;デジタル・カメラ(殆ど日本製)ほど持っている人は少ない。一時はかなりの人がビデオ・カメラを持っていたが、編集が面倒でやめたのかも。また、西洋人よりも東洋人の方が、カメラ、ビデオを持っている人が多い。 |
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昼食 | 12時30分〜 | 昼食です。 前菜は、ビュフェ形式で野菜や、ピクルスなどがあります。 メインは、魚(白身)でした。 また量はたくさんあります。 ◎自由行動だけど、ツアー料金に昼食も含まれている。 今日は自由行動日ですが、昼食もツアー・パッケージ料金に含まれていて、レストランも、スペイン広場に近い場所が指定されています。 別のガイドさんが昼食の間はレストランにいて面倒を見てくれます。 |
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ロ|マ散策 | 13時30分〜 | 昼食を終えて、またローマの散策です。 ローマの発展も川が中心です。 「テヴェレ川(Fiume Tevere)」です。 川幅がセーヌ川と比べて狭い。 また水が少し濁っていた。 |
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スペイン広場からほど近い「アウグストゥス廟(Mausoleo Augusto)」へも寄ってみました。 ここには、ローマの初代皇帝「アウグストゥス」の古墳があります。 |
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「コルソ通り(Via del Corso)」を南に向かって歩きます。 途中「トレヴィの泉」に近いところに、「コロンナ広場(Piazza Colonna)」があり、首相官邸が囲いも無くあります。 日陰は涼しいが、暑い! 歩いていると汗がでる。 |
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コルソ通りが突き当たると、「ヴェネチア広場(Piazza Venezia)になり、大きな「ヴィトリオ・エマヌエレ 2世記念堂(Monumento a Vittorio Emanuele U)」の建物があります。 この中には入れ、戦争関係の展示物も見られます。 |
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ウンチク:ヴィトリオ・エマヌエル 2世はイタリア建国の王様。 この記念堂は1884年から建てられた。 記念堂から、コルソ通り方面を望む。 |
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ヴィトリオ・エマヌエル 2世記念堂から東のコロッセオまでの一帯は「フォロ・ロマーノ=ローマ広場(Foro Romano)」と呼ばれ紀元前6世紀ごろからの遺跡が一杯残っている。 凱旋門、円柱などがごろごろしている。 |
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遠くに、コロッセオも見えます。 | |||
〜15時30分 |
「全ての道はローマに通ず。」 古代のローマ地図です。 このヴィトリオ・エマヌエル 2世記念堂あたりを中心に市街地が広がっています。 暑いので、ローマ散策も4時前に終わりにしました。 ホテルのシャトル・バスが近くの「Teatro Marcello」まで来ていますので、これで帰ります。 |
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夕食 | 19時30分〜 | ヨーロッパ最後の夕食は、泊っている、「ホテル・フォー・ポインツ・シェラトン・ウエスト」内のレストランで「ペンネ・アラービアータ(ペンみたいなパスタのトマト・ニンニク・赤唐辛子煮)」 | |
最後ということで、ビールも飲んでいます。(別料金です。私は余りアルコールは飲めませんので小瓶です。) デザートも出てきました。 |
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とうとう、ヨーロッパ旅行も最後の夜を迎えます。 10日近く宿を共にしていると、ツアー参加者も添乗員さんも一体感が生まれます。 添乗員さんに感謝の気持ちを込めて、参加者から「ネクタイ」を贈呈しました。 |
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ローマ ホテル:フォー ポインツ シェラトン ウェスト 泊 夜は涼しくて、今夜もクーラーは不要です。 |
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8月8日は終わり。 | |||
◎ローマ、イタリア 雑感; まさに、駆け足で回ってきたヨーロッパ旅行もこのローマの夜で最後になった。 実に有意義な旅であった。 ●ローマの水道水は冷たい 夏にもかかわらず、レストランの手洗いの水や、ホテルの水道水にしても東京よりもかなり冷たくて気持ちがいい。 水源が地下水なのか? 一部ではイタリアの水道水は日本の水道水と成分が違うので、腹をこわすことがあるというが、私はガブガブ飲んでいましたが別段異常は無かった。 (イギリスやドイツ、フランスの水道水も、飲んで大丈夫だった。) ●どこを掘っても遺跡だらけ いやはや、歴史の重みが日本とイタリアでは違いすぎる。 日本ではまだ記録がはっきりしていない古墳の時代にもうすでに市民権などが議論されていたのだから、比較ができない。 遺跡の保存を唱えていたら、街に新しい道路も家も造れない? ●ことわざ ローマに関係した歴史的なことわざもかなりある。 「ローマは一日にして成らず(Rome was not built in a day)」、 「全ての道はローマに通ず(All roads lead to Rome)」, 「郷にいりては、郷に従え(When in Rome, do as the Romans do)] ●イタリアはジローラモが一杯 日本で「ちょい悪おやじ」で有名になった「タローラモ じゃなくて ジローラモさん」に似た感じの男性が一杯です。 ちょっと気取って、この暑い中、黒めのスーツを着ています。 ●一流店のディスプレイは秋物から冬へ まもなく、ヨーロッパも秋、そして冬となるのですね。 スペイン広場付近にある、高級ブティックはもう冬の飾りつけです。 ●添乗員さんは、イタリアが好きだとか ヨーロッパやアメリカなど全世界を回っている添乗員さんが、日本の次に住みたいのは「イタリア」だそうです。 私にしてみれば、かなり汚くて、評価の下がる国ですが、火山がもたらす日本と似た自然環境、明るい人柄、安い物価などがそう思わせるようです。 |