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    第7日目 2006年8月5日(土) フランス  

  

 

フランス 概要
首都 パリ
人口 5,949万人
面積 55万2千Ku(日本の約1.5倍)
主要宗教 カトリック
公用語 フランス語
通貨 ユーロ
1ユーロ=約146円
時差 時差マイナス7時間(サマータイム中)


本 日 の ス ケ ジ ュ ー ル (一日中 パリにて)

◎パリ観光:ノートルダム寺院コンコルド広場凱旋門など

ヴェルサイユ宮殿 入場
◎昼食:ターキー                           
セーヌ川クルーズ         
ルーヴル美術館 入場
◎夕食:エスカルゴ
◎パリ      ホテル:メルキュール ポルト ド オルレアン 泊


訪  問  地 詳       細
パリ市内観光 7:00起床
朝食
今日は日本でも普通の時間に朝食。
ホテルのビュフェ・スタイルで。

さすが、フランス。クロワッサンが柔らかくて旨い!
でもフランス・パンは固い!
ジュースが、オレンジ、パインナップルなどおいしい。

これでは、ドイツの小食分をカバーして旅行中に太ってしまう?
8:30出発 ●パリの市内観光にバスで出発!
朝は雲っていたが、段々と晴れてきた。 気温は24度ぐらい。湿度は低いので快適。

凱旋門(Arc de Triomphe)では数分降りて写真撮影。
コンコルド広場(Place de la Concorde)シャンゼリゼ通り(Avenue des Champs Elysees)はバスに乗っての観光で、場所と雰囲気が全然分からない。
パリ人はヴァカンスでパリから出て行っているので、街はすいているとのこと。
  街の中には電柱がなく、看板や高さの規制があるので、実にすっきりとしている。

工場は市外に移転させている。

ガイドはやや高齢の男性で、かなり「駄洒落」の好きな人でした。
パリ市内を回って、ヴェルサイユ宮殿に向かう。
ヴェルサイユ宮殿
10:30入場 ●ヴェルサイユ宮殿(Chateau de Versailles)へ。
パリから17Kmぐらい西に行ったところにある。
  入場券です。

切符の表は、ルーヴル美術館と同じです。
(裏側にヴェルサイユ宮殿とか、ルーヴルとか明細が書いてある。)
  団体入場料:8ユーロ(約1,180円)
  ここも、観光客は世界中から一杯来ている。

混雑を狙ってスリも多いらしく、被害がかなり出ているようだ。(余談:スリは東欧圏からの出稼ぎが中心らしい。)
  絢爛、豪華とは本当にこの「ヴェルサイユ宮殿」のための言葉だ。
  扉の飾りにしても、実に細かく、きれいに作られている。

時間とお金をかけた建物だけでなく、部屋や什器、全部が芸術品だ。
  小男だったルイ14世

靴はハイヒールをはき、頭には「かつら」で身長を大きく見せていた?

でも、豪華な「ヴェルサイユ宮殿」造り、維持する費用が莫大なために、フランス革命(1789年)の一因となった。
  絵画もたくさんあり、それが大きなサイズに描かれている。

天井にも施されているので、見物は首が疲れる。

フランス革命を前にした、王族・貴族の趣味と生活が良く分かる。

各部屋やポイントでガイドさんが歴史的な背景や、逸話を話してくれる。
(駄洒落も多発するけど。)
  鏡の間」のシャンデリアと天井の絵画。

今は、補修中で3分の1だけ公開されていた。

すごい! の一言につきる。
  庭の花台にも細かな飾りがある。
11:40退場 建物の内部だけでなく、裏庭も広く、多くの彫像もおいてあり、きれい。
    再び、パリ市内に戻る。

まだ、昼食まで時間があるので、市内へ。エッフェル塔(Tour Eiffel)も写真を撮る。

エッフェル塔のウンチク:エッフェル塔は、フランス革命100周年を記念し1889年開催されたパリ万国博覧会のために、ギュスターヴ・エッフェルによって建てられた。
高さは、321m。(因みに東京タワーの高さ:333mです。)
昼食 12:20頃 パリの昼食は、モンパルナス付近のレストランで「ターキー」です。

でも、味は肉がパサパサでした。
 
セ|ヌ川クル|ズ 14:30出発 ●セーヌ川((La Seine)クルーズ

昼食後、パリが発展したセーヌ川を約1時間をかけて往復します。

コンコルド広場前から乗船して、ルーブル美術館、パリの中心のシテ島、ノートルダム寺院などを船上から見る。
  川幅も広く、ゆったりと河面を進んで行きます。

セーヌ川に船を停留させて住居にしている人もいるそうだ。

(私なら、船酔いがして嫌だけど。)
  ●隅田川のクルーズと比較して
セーヌ川にかかる橋が隅田川の河面よりかなり高い位置にある。
セーヌ川岸の方が、ゴチャゴチャしていない。

高層ビルが規制され、東京の景観とは完全に違う世界にある。
夜景は;東京の方が華やかかも(見ていないので、分かりませんが。)
  エッフェル塔も川からすぐ側にあります。

上の写真といい、エッフェル塔は全部逆光になる。

パリの定番のセーヌ川クルーズは、観光客がこれまた多い。
船着場で乗船を待つが、人が多くて先の船には乗れず、1つ次の船になった。

(このクルーズでは、イヴ・モンタンのシャンソン「パリの屋根の下セーヌは流れる」を思い出します。アコーデオンとベレー帽はかなり古いイメージと知りながら。)
  今回は行かなかった「ノートルダム寺院」

(せむし男はもういない?)
15:30下船 船からの眺めだけでは、限られた物しか見えないかと心配したけど、有名な建物や中洲もあり、人々も川岸で遊んでいたりで、1時間飽きない。
ル|ヴル美術館 16:00入場 それでは、「ルーヴル美術館(Musee du Louvre)」へご案内します。


団体入場料は、8.5ユーロ(約1,260円)。
ヴェルサイユ宮殿より、 0.5ユーロ高い。
  ルーヴル美術館はセーヌ川のほとりにあり、バスの駐車場が建物の下にある。私たち団体は地下から直接入場したので正門を知らない。

評判が分かれる正面の「ビラミッド」は館内からの撮影。
  どこの観光地も、本当に人が多い。
  特に、ルーヴルは本と映画「ダ・ヴィンチ・コード」が発表されてから、極端に入場者を増やしている。
  ルーヴルといえば、これ「モナ・リザ(Mona Lisa)」をださない訳にはいけないけど、近くに寄れない!

正面にも回れない。この写真はイメージです。

レオナルド・ダ・ヴィンチ(Leonarde da Vinci)作は説明するまでもなく。
  ミロのヴィーナス(アフロディテ)

曲線が艶めかしい。

こちらのルーヴルでも、ヴェルサイユ宮殿をガイドしてくれた男性の方が要所要所をピックアップして説明してくれます。
  サモトラケのニケ(ギリシャから)

古代ギリシャ・エトルリア・ローマ美術部、絵画部、彫刻部などに分かれていて半地下から3階まで展示物が多いので、初めて行くと道に迷うかも?
  民衆を導く自由の女神」 ウジーヌ・ドラクロワ(Eugene Delacroix)作。
7月革命を描いている。

余談;女神の右側はドラクロワの自画像とか。
  ナポレオンの戴冠式」 ジャック・ルイ・ダヴィッド(Jaques-Louis・David)作。

この巨大な絵(6m21cmx9m79cm)の持つ立体感はすごい!(他の絵画もみんな大きいのですが)絵の具の使い方、遠近の出し方、本物が持つ感動は、平面でみるのとは大きく異なる。どうすれば、この迫力がでるのか、感嘆です。

余談;この絵と似ているのが「ヴェルサイユ宮殿」にもあり、左側の侍女たちがちょっと違うので話題です。
17:14退場 数々の名品、美術品があるので、1時間程度の駆け足では回りきれないのは、ヴェルサイユ宮殿やウィンザー城などと同じ。また、時間をかけてゆっくりと見たい。

入口のピラミッドのそばにもよっていない。

余談;絵画や彫刻は定期的に洗浄されているので、凄くきれいです。
(でも時々、失敗もあり、オリジナルを壊すこともあるらしいけど。)

流れとしては、ヴェルサイユ宮殿を見てから、ルーヴル美術館に入るのが時代に沿っているので掴み易い。
街並み   ルーヴル美術館をでて街をまたバスで移動です。

  すっきりとしています。
夕食
19時ごろ。
夕食
旅行会社もよく考えている。
夕食はエスカルゴ(6匹)です。
ガーリックが効いて、美味しかった。
  メインは、魚料理で「エイ」のムニエルですが、この味はイマイチでしたね。
  夜の7時ごろでもまだ明るい。

夜、9時30分ぐらいまで、明るくスポーツもできる?
ホテルへ 路上で販売している人が、警官に取り締まられていた。
  ホテル;メルキュール ポルト ド オルレアン 泊
 メルキュール ホテルはパリのあちらこちらにある。
 オルレアンはパリの南に位置する。
8月5日は終わり。
● パリ雑感;
   フランスに行ったといっても、一日中パリの観光ばかりで、パリの外は全然分からない。
   でも、ロンドン、ドイツ、スイスそしてパリと度々の印象は、日本と比べて「街並みが実にきれい」だ。
   日本でも住宅政策がやっと「住めればいい」から「質と性能も向上させる方向」になってきたが、ヨーロッパのやり方は大いに参考になる。

   こちらに来てからは、天候が過ごしやすい(25,6度ぐらい)けど、7月の中旬は、フランスは猛暑(38度)で死者もでていた。

   ●サッカーの余波は?
     そう、サッカーのワールド・カップがドイツのベルリンであり、フランスが優勝しフランスのジダン選手が頭突きをして話題になっていたが、もう現地では7月末ぐらいで、興奮は終わっている感じだった。

   ●文化遺産が多い! 
     この7日目のパリ観光は写真が多い。
     ヴェルサイユ宮殿にしても、ルーブル美術館にしても、素晴らしい!
     人類の財産として、末永く守って欲しい。

   ●添乗員がいるということ。
    イギリスの大英博物館やドイツのノイシュヴァンシュタイン城、ユングフラウの登山列車、そして、ヴェルサイユ宮殿、ルーヴル美術館にしても、みんな入場切符が必要な訳だけど、私たちはただ待ってればいい。
    これは、すごく楽だった。

    個人できている人は、有名な観光地では、何時間も並んで切符を入手し、また何時間も待ってからの入場となり、無駄な時間が発生するが、今度の旅行では、それがなく、スムーズに入れて、いろいろと見られた。

   ●本物を見るということ。
     絵画や彫刻は写真で見ているだけでは、鑑賞にならない。
     「ナポレオンの戴冠式」の絵を見て、本物に接しないとその作品がもつ迫力が分からないと痛感した。
     この絵の立体感は、見ないと分からない。

     いつも、いいもの、本物をみる眼が必要だ。

 


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