第6日目 2006年8月4日(金) スイスからフランスへ
◎スイス:インターラーケンから登山鉄道にてユングフラウ登山 |
◎昼食 山上レストランにて、 |
◎下山後、バスにて スイス、ジュネーブへ (約3時間30分のバス旅) |
◎ジュネーブから、フランス:パリへ (フランス新幹線TGVにて) (約3時間20分) |
◎夜 パリ着 ホテル:メルキュール ポルト ド オルレアン 泊 |
訪 問 地 | 詳 細 | ||
インタ|ラ|ケン〜ユングフラウ登山 | 5:00起床 |
今日も朝が早い。5時にモーニングコールがあり、また夜はパリへ行くので荷造り。 朝食は、サンドイッチ、バナナ、リンゴのスナックを渡される。 さあ、スイス観光の目玉「ユングフラウ(Jungfrau) 4,158m」登山だ。 |
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6:15ホテル 出発 |
ホテルを出て、登山電車の駅「グリンデルワルト(Grindelwald)」へバスで向かう。 |
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さすがに7時前で、他の観光客はいない。 日本語の案内所もある。 天候は小雨。気温は14度ぐらい。山の天候は変りやすいので、下には長袖、上着も着込んでいる。 |
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7:15発車 | 1、034mのグリンデルワルトの駅を出発。 写真は、切符です。 |
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車内はほぼ我々だけで他の客は殆どいなくて貸切状態。天候は小雨から曇りになり、もしかしたら晴れてくれるかとの期待あり。 車内で朝食のサンドイッチなどを食べる。 |
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7:49乗換え | クライネ・シャイデック(Kleine Scheidegg)で乗り換えてユングフラウを目指す。 泊っていたインターラーケンは 567m、もう 2,061mまで上がってきた。 天候は曇りのまま。山は何も見えない。 でも氷河が迫り、高さが分かる。 |
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7:55発 | さすがに、急勾配を登っていくので、線路は中央に食い込み(歯車)が入って滑らないようになっている。 |
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アイガーグレッチャー(Eigerbletsher)を過ぎると、トンネルとなる。 トンネルは、1896年から1912年まで16年間かかって掘られた。 当時としては、強力な削岩機もなかったようで、無数の手彫りの跡です。 |
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8:45着 | トンネル内の山頂駅「ユングフラウヨッホ(Jungfraujoch) 3,454m」に到着。案内板を頼りに、さらに高い「スフインクス展望台(Sphinx Obsevation Terrace) 3,571m」へ行く。 | ||
ユングフラウヨッホ | エレベーターに乗ってスフィンクス展望台へ。(因みにこのエレベターは、日本で事故を起している「シンドラー社」製だった。シンドラー社の本社はスイスだ。) |
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ついに、「Top Of Europe 3,571m」に来ました。 下から2時間もかからずに、富士山(3,776m)と同じくらいの高さまでやって来ました。 |
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9時頃 | でも、気温はマイナス5.1度。 展望台から外へ出るが、外は吹雪。視界は10mくらいまで。 周りは山も何も見えません! 残念! |
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日本語で気温の表示もあります。 駅に付随して、「氷の宮殿(Ice Palace)」、「世界一高い郵便局」やレストラン、お土産品売り場もあります。 あちら、こちらに日本語で表示がありますので、日本人も迷わない。 (トンネル内なのでかなり複雑な構造のようですが。) 服装:完全に冬の装備が必要です。寒い!手袋もあった方がよかった。 |
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9:45山頂駅 下山発車 |
晴れていたらのイメージ写真です。 山頂駅で1時間ほど過ごして、下山列車に乗ります。 |
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ハイキング | 10:25〜 ハイキング |
途中のアイガーグレッチャーで列車を降りて、クライネ・シャイデックまでハイキングです。 曇りでしたが、映画「サウンド・オブ・ミュージック」の冒頭のシーンのような谷と山、草原でした。 そこで、「エーデルワイス」の歌を思い出したが、 |
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エーデルワイスの花が咲いていない? スイス・アルプスといえば、花は「エーデルワイス」だけど稀少な花になっているようで、どこにでも咲いているってことではないようだ。 また時期的にも6,7月のもっと高地に咲くらしい。 写真の花はエーデルワイスではありません。 |
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インタ|ラ|ケン〜ジュネ|ブ | 12時頃 昼食 |
クライネ・シャイデックまでハイキングをして、この駅にあるレストランで昼食です。 ソーセージとポテトでした。 食後、1時ぐらいまで、自由時間。鹿がいて餌をあげています。 |
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ここの丘には、「八甲田山死の彷徨」や「アラスカ物語」を書いた新田次郎の遺品(ペンなど)が記念碑にある。 彼はスイスの山が好きだったとのこと。 | |||
13:12発車 14:20到着 |
クライネ・シャイデックから再び列車に乗り、 ラウター・ブルンネン(Lauter Brunnen)で降りて、これからバスで、ジュネーブに向かいます。 山の崖のそばに家がある。 |
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14:40出発 18:00ジュネーブ着 |
インターラーケンの中心で買い物ストップをして、これから 237Km,約3時間30分のバスの旅です。 途中、添乗員さん主催のビンゴ・ゲームもあり、(残念ながら私は参加賞のチョコレートだけでしたけど)ジュネーブの駅につきました。 出発時間まで少し時間があったが、駅の慌ただしさは、どこも同じだ。 ジュネーブはフランス語圏でした。駅の案内板などがインターラーケンのドイツ語表示と違っています。 |
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夕食、パリへ | 19:23発車 |
フランス新幹線、TGVに乗り、次はパリです。 3時間余りの列車の旅。 普通の駅には、日本みたいに改札口はなく、誰でもプラットホームから列車に乗れ、列車の中で乗車券がチェックされます。 ここの改札口はスイスからフランスへ国境を越えるので、一応パスポートが軽くチェックされる。 車中で和食弁当を食べました。(添乗員さんが醤油をちゃんと用意してくれていました。) |
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乗り心地は、音も静かで、揺れもなくウトウトできる。 さすがに、朝も早いのが続き、またハイキングもありで、ツアーの人たちもやることもなく(外も暗くて、またスピードが速くて見えない)寝ていた。 |
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パリ | 22:49パリ着 | パリに着いた。 駅の外に出るとかなり蒸し暑い。これがパリの空気か! でも、眠い! 眠い! バスと新幹線をあわせて、今日は8時間以上乗り物の旅だったわけで疲れた。 |
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パリ:メルキュール ポルト ド オルレアン 泊 バスでホテルに着き、風呂に入ると、もう深夜。 後はバタンキュと寝た。 |
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8月4日は終わり。 | |||
◎スイス雑感; スイスの観光といっても、殆どバスからの眺めで、現地の状況は上辺だけだが、家がきれいだ。 外壁も丁寧に塗装をしてあるし、窓から花をつってある。 ゴミもない。 アルプスの山々に点在する家々にしても、豪華ではないけど、つつましく牛たちと生活を共にしているのが分かる。 ●ユングフラウ登山 天候が悪くて、壮大な景色が望めず残念だったが、山の天候は変りやすいので仕方ない。 今から100年も前から、トンネルを掘って観光にしようとするアイデアがすごい! 日本と違って、山の構造が火山ではなく、地盤の隆起で出来ているからの発想だ。 (火山では危なくて掘れない。) ●スイスの地形と家 スイスは山が多く、また崖も急だ。 あちらこちらで崖崩れの跡も見られる。 そんな危険なところに家が建っている。大丈夫か? ●バスの運転手! 8月2日のドイツに着いてから4日まで、3日間、同じドイツ人の運転手だった。 当初は、陽気な運転手と思っていたが、これが、うるさい人で、父親も同じスケジュールの関西のバスの運転手でほぼ同じコースをドライブしていたようだ。 この父親と、特殊な無線を使って、一日中話していた。 道路情報のやりとりならいいけど、ドイツ語の分からない私でも無駄話と思われる会話で、添乗員も注意していたが、実にうるさかった! ●言葉の問題 同じスイス国だけど、ドイツに近い方は、ドイツ語を使用し、フランスに近いほうはフランス語を使用している。 このほかにもイタリア語、もともとのロマンシュ語もある。 英会話だけでも苦手な日本人からしたら大変と思われるが、日常で使用していれば、そんなに気にせず様々な言葉が自然と出てくるようだ。 ●フランス新幹線は? 片側2名ずつで1列4名の椅子。 日本のように、回転はできません。車両の半分で向き合った形です。 乗り心地は? こんなものでしょう。 もう、真夜中近くて、車窓から何も見えずで、スピード感もなく寝てました。 |