2006年7月30日(日)〜8月10日(木)までの12日間
ヨーロッパ 5ヵ国(イギリス、ドイツ、スイス、フランス、イタリア)の旅を
振り返って
◎ ヨーロッパ旅行を振り返って | |
2006年7月30日(日)に成田を出発して、8月10日(木)に日本に戻って来た。 この12日間で、イギリス、ドイツ、スイス、フランスそしてイタリアと5カ国を駆け巡った。 行きに1日、帰りに2日と合計3日は移動に取られて、実質9日間のヨーロッパ滞在だ。 有名な都市と観光地を線と点で見ただけだが、得たものは多くあった。 |
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*百聞は一見にしかず! この言葉の通りだった。 情報化が進んだ現代において、本から、また映画やテレビ等の映像によって、今回訪問した各地についての事情は伝わっており、わかっていたつもりであたったが、現地での「温度、湿度、空気またかおり」と肌で感じ、鼻を介しての体感は、やっぱり来てみなければ分からない部分を明らかにしてくれた。 今回のヨーロッパでの経験がこれからの言葉に重みを与えるだろう。 以下は、この旅の感想です。 |
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*本物を見るということ イギリスのウィンザー城の素晴らしい陶磁器、フランスのヴェルサイユ宮殿の眩い装飾、ルーヴル美術館の驚嘆の絵画群。 それらはいくら写真が精密に再生しても、本物の雰囲気までは伝えることができなということだ。 大きさや立体感、作品が作り出す「美」は、本物を見なけらば分からなかった。ナマの迫力は全然違う。 テレビの「なんでも鑑定団」の鑑定者が、よく偽物と決めつけるが、本物を知っていると確かに偽物は迫力がない。 |
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*街並みがきれい 観光地だけでなく、ロンドン市内、ドイツの各地、パリ市内にしても日本と比べて実に街がすっきりしているのに感心する。 スッキリ感の原因は、電柱の地下化、看板の規制、高さと建物の制限がある。 そこに住んでいることは、当然周りのこれら環境も含めた生活であり、他からきれいと言われることにより、住宅地の価値も向上する。 残念ながら、日本はまだそこまで考えた住生活がない。 最近やっと、東京の日本橋を覆う高速道路の醜さが指摘され、撤去が言われてきたのはいい傾向だ。 |
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*宗教が生活の基盤 村や町の中心をなすのは教会で、ここから団結して、外敵に向かって行った歴史が窺える。 また、いまでもコミュニケーションの場は教会だ。 精神の支えとしての存在が日本にも必要だ。 |
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*歴史の重さが違う | |
写真は、ドイツの古城とローマの石畳 ヨーロッパは、色々な民族、国家が宗教をからめて攻防をしてきたわけで、各地にそれらの跡が残っている。 石を中心とした文化財は、遺跡として長く残る。 木材を使っている日本の文化とその歴史の長さが違いすぎる。 |
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*昼間の長さが違う ロンドンでは、夜10時ごろまで明るい。他の国でも日本時間の8時ごろまでは充分に明るいので、会社が終わってからでも、サッカーやゴルフができる。その後に食事だ。 何で、海外では、ミュージカルや音楽会が夜の10時過ぎから開催されるのかと思っていたが、これで納得した。 |
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*やせた? ドイツのレストランの食事は、味も良くなく、実用的であったが、各ホテルの朝食とジュースなど、さらにイタリアのレストランでの料理の量の豊富さで残念ながら、体型は日本出発時と変らずでした。 あまり、お腹を見ないでください。 |
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*ヨーロッパの統一 | |
写真は、国境付近とフランスの車、イタリアの車です。 (EUのマーク) 今回訪問した、イギリス、ドイツ、スイス、フランス、イタリアのうち、スイスだけが欧州連合(EU)に加盟していないが、もうスイスを含めて、ヨーロッパの各国の出入りには、検問所はあるがパスポートも見せることもなく、荷物の検査もない。 バスが高速で国境を通過する。統一とはこういうことなのだ、と理解した。 通貨はイギリスは、EUに加盟しているが、ポンド。スイスはスイス・フラン。 ドイツ、フランス、イタリアなどはユーロを使用している。 自動車のNo.プレートにしても統一されている。また道路の表示にしても共通のマークをもちいていた。 *イギリスだけが違う EU加盟国でありながら、島国のイギリスは、通貨は別扱いになっている。自動車道路もヨーロッパ大陸では右側通行だけど、イギリスは日本と同じ左側通行だ。これって、将来、アジア連合が出来たときの、日本の立場の参考になる? |
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● おまけの情報 | |
*自動車の燃料と値段 ヨーロッパの自動車のエンジンの主流はディーゼルです。 燃料もガソリンでなく軽油が使われます。 日本ではディーゼル車は環境に悪いとして扱われているが、ヨーロッパでは日本とは逆に「環境に優しい」として、多くの車がディーゼル・エンジンを使用している。 これは、ドイツのスタンドの値段。(1ユーロ=約¥146)) 1.15x¥146=¥167 |
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これは、スイスのスタンドの値段。 スイス・フラン(1スイス・フラン=約¥91) 181x¥91=¥164 |
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これは、イタリアのスタンドの値段。 1ユーロ=約¥146 1.225x¥146=¥178 イタリアの方が、ドイツより値段が高い? |
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*よくできた旅行会社のスケジュール 今回は、初めてのヨーロッパということで、阪急交通社のパッケージ・ツアーに参加したが、この旅行のスケジュールは、参加して本当に無駄のない、各地の「いいところを網羅した内容」であることが分かった。 切符の手配、現地での観光バスでの移動、食事などカタログでうたっている「ゴールデン」の通りで大満足だった。 (お世辞ではなく。) |
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*買い物がひとつもない! 旅行会社のスケジュールには、当然各地での名産品やブランドの買い物時間も入っていますが、私は興味がないので、触れていません。 |
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全部終わり。 最後まで読んで頂き、有難うございます。 この、旅行記があなたの旅の参考になれば、幸いです。 感想などがあれば、「掲示板」に、お気軽におよせください。 また、どこかの「空」でご一緒できることを願って(日本航空のスチャーデス(古っつ)のまねです)。 |