スリランカとインド   9日間の旅行記

期間: 2014年(平成26年)  4月13日(日) 〜 4月21日(月) 

 スリランカとインドの旅を終えて

スリランカ インド
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スリランカで訪れた都市 インドで訪れた都市

 

*スリランカとインド 9日間の旅を終えて感じたこと。
 2014年(平成26年) 4月13日(日)から 4月21日(月)まで、9日間に渡って、スリランカとインドの主な観光地(世界遺産)を観てきた。

 この9日間のうち、スリランカで4泊し、インドでは3泊し、飛行機内で1泊して来た。

 イギリス、フランス、 スペイン、 オーストリア など過去に観て来たヨーロッパの旅と同じように、今度のスリランカとインドの旅もかなり駆け足の旅で、確かに観光地は巡ってきたが、現地の人と交じり合うことが少ないない旅だった。
 そんな、旅ではあったが、毎度の常套文句で恐れ入るが「百聞は一見にしかず」のことわざが示すように、現地に行かないと分からない、「におい」、「味」、「温度」、「暑さ」と「熱さ」、「大きさ」などに接し、それなりの収穫はあった。

●ビザを取得では、旅行客は減る。
 スリランカとインドへ入国するには、旅行者でもビザが必要です。
 このビザが必要ということは、ビザの発行でかなり面倒な手続きと申請や承認でかかる交通費や写真代、また発行手数料がかかるということで、特にインドの場合ネットに堪能でないと申請書もうまく記入できない状況です。
 これでは、観光客の中には、敬遠する人もでます。
◎スリカンカ編
 今回の旅行の目的であった宗教の存在の確認で、その1つ「仏教」がいまだに、スリランカでは多くの人々の信仰の対象として敬われていることは、実感できた。

   
●スリランカの人の信仰心も篤いが寺院の石も熱い!
  ◎裸足は熱過ぎる!
  確かに、旅行案内では、スリランカの寺院を参拝するには、”裸足になります”とは書いています。
  
 しかし、私は、これは、本堂に入る時に、靴を脱げばいい程度に理解していたのですが、なんと、参道から裸足になるのでした。
 その参道が、南国の太陽に照らされて、熱い!

 私のように高貴な生まれ(?)の足の裏はやわらになっていますから、日に焼けた石や砂利の上は、熱くて歩けません。

 スリランの寺院の観光に行くときには、必ず厚手の靴下を履いていってください。靴下を履くことは許されていますから。

 なお、いつも裸足で過ごしている方なら、厚手の靴下は不要です。
◎シギリヤ・ロックへの登山はお勧め。
 スリランカでは、シギリヤ・ロックに登って、ぜひ「シギリヤ・レディ」の絵を見てください。
 
 私たちのグループでも、かなり高齢で足がしっかりしていない方もいましたが、ゆっくりと登ることもできますから、シギリヤ・ロックに登り、その中腹にある「シギリア・レディ」たちの絵を見てください。

 苦労して登ったところにある絵を目の当たりにすると、感動も倍加します。

●「シギリア・レディ」は貴族か?
 シギリヤ・ロックの中腹の洞窟に残されたシギリア・レディたちは、侍女のようなお伴がいますから、王妃ぐらいの貴族の女性を描いたのではないかと思っていたら、このレディは、天からきた「天女」との説もあるようです。

 ●段々と少なくなっていく「シギリヤ・レディ」は悲しい。
  岩山の上に築かれた城がシギリヤです。
  そこで、王城としてあちらこちらの壁や洞窟に、いろいろなフレスコ画が描かれていたようですが、年月の経過で多くは崩れ落ちてしまっています。

 残っている「シギリヤ・レディ」にも、崩壊の危機が迫っているようです。
 早めに見ないと、10年後には崩落しているかも。
 
◎スリランカの正月を知っていた?
  日本では太陽暦を中心としていても、旧暦も併用していますから、太陽暦の正月と旧暦の正月が2ヶ月程度遅れるは理解できますが、スリランカの正月が4月の15日、そして午前 10:48 とは、まったく、現地に行ってみないと分からないことでした。  
◎”アーユボーワン”は憶えましょう。
  ●シンハラ文字は可愛い。
   スリランカで通用しているシンハラ語には、シンハラ文字という丸文字があります。
  
  こんな感じで、街中の看板にも書かれています。
  可愛いでしょ。
 
  そして、スリランカでは、互いに出会うと、”アーユボーワン”と挨拶します。
  今度、スリランカ航空に乗ったら、まず、キャビン・アテンダントさんに、両手を合わせて、”アーユボーワン”と声をかけたら、機内での待遇が違ってきますよ!
◎スリランカは旅行者に優しい。
 
スリランカはまだまだ観光地としては途上にあります。
 でも、道路の周りには、緑が豊富で、お寺を参拝していても、気軽に挨拶をされます。
 観光客としては、ゆったりとした気分になります。

 ●ガイドが日本通だった。
  今回スリランカでの現地男性ガイドは、以前は、日本で働いていて、日本語が実に堪能で、また、スリランカの伝統や歴史もよく勉強しています。
  そして、日本人の奥さんと子供がいるようですが、今彼だけがスリランカに戻っていて、奥さんと子供は日本にいるとのことです。
  ガイドの彼は、母国スリランカの発展のために、何とか貢献しようする意思の強さを感じました。
◎スリランカ人はまつげが長い。
  
 ●男女ともまつげが長い。
  化粧をした女性のまつげが長いのは、よくあることですが、スリランカの女性は特に、付けまつげをしていなくても長いようです。
  そして、このまつげが長いのは、男性でもそうでした。

 ●女性は髪の毛も長い。
  スリランカで働いている女性の髪の毛はあまり長くはありませんが、田舎の方の女性は、腰のあたりまで伸ばしています。 
◎紅茶の購入はお勧め
  スリランカといえば、そう、セイロン紅茶です。
  通常、私は海外旅行をしても、お土産は全然買わないのですが、今回の旅では、セイロン紅茶をたくさん買ってきました。
  
  Dilmah社のティ・バッグ(100個入り)やDimbulaのB.O.P(250g)、 RuhunuのB.O.P.I(250g) などです。
  紅茶といっても、それは日本のお茶と同様に産地と摘み方によって、味が異なります。
  これらを毎日順番を変えて飲んでいます。
  すこし砂糖を入れると、美味しいですよ。
◎インド編
◎インドはうるさい!

  インドに到着してまず驚くのが、自動車運転マナーの悪さです。
  すこしでも空いていると、警笛を鳴らして、割り込んできます。入られる車も入ってくる車以上に警笛を鳴らしますから、道路は騒音に溢れています。

  この騒音が、夜遅くまで続き、また早朝から始まりますから、気分が落ち着きません。  
●インドは汚い!

  インドはまったく汚い国です。
  道にも、ゴミが捨てられていて、それを牛が食べている状況です。
●インドのインフラを早急に整備しないと、外国資本は、他の国に移る。
  
こんな汚いインドでは清掃方法や下水道の整備、また、交通信号機の設置などを早急に行わないと、外国の投資家も見放します。
  単に人件費が安いだけでは、国として発展できません。
◎インドの観光バス

 インドの観光バスには、運転席と乗客席の間にはシキリがあり、また運転席には冷房もついていないようです。

 これって、身分制度(カースト)のなごりでしょう。

 インドでは、まだまだ身分や工業など改革が必要のようです。

●バスには、カーテンがない!
  2012年末にデリーのバスに乗った若い女性が複数の男性による暴行を受け、その後バスから捨てられて亡くなりました。
  その事件後、観光バスでも、窓からカーテンは取り除かれています。
  また、似たような事件は、2014年6月にも起きています。
◎インドでは、宗教改革が必要だ。
  インドの宗教としてはヒンズー教が中心です。
  このヒンズーの僧侶は、カースト制度では、最上部に位置しています。
  長い間、僧侶たちは、民衆を忘れて自分たちの地位の保全だけに生きてきたようです。

  このインドの僧侶たちが、もっと早く民衆の生活や貧しさをなんとかしていれば、この国は偉大な国になっていたでしょう。
◎インドでは選挙期間中だった。
  
 今回のインドの旅では、丁度、4月7日から始まった総選挙の期間にあたり道のあちら、こちらに候補者のポスターが見られた。
 インドの有権者は約8億1400万人と総選挙は大規模で、選挙期間は、4月7日から5月12日まであり、開票は、5月16日でした。
◎インドでは、「タージ・マハル」だけを観れば充分?

   

 タージ・マハル。
 その白く輝く曲線は圧倒的な荘厳さをもたらす!
 これだけの建物を、たった一人の愛する女性だけに捧げて建てたとは、愛の深さがなさしめた狂気か。
◎インドの女性は美しすぎる。

  そう、タージ・マハルに眠るムムターズ・マハルだけでなく、インドの女性は大きな眼と高い鼻、そして整った顔立ちが美しすぎる。
  
     

●全体編
◎インド人、スリランカ人でも日焼けはするのか?

  もう既に、色の黒いインド人やスリランカの人でも日焼けはするようです。
  このあたりの質問は、突っ込んですると、人種問題がありそうなので、そこまでで終わりました。
◎スリランカのサリーとインドのサリーは違う。

 スリランカでもインドでも女性はサリーを着ています。
 

 上の写真は、スリランカ航空のCAと、インドのモデルで、細かな着こなし方は分かりませんが、違っているようです。
◎毎日、うまくもないカレー料理では飽きた!

    

 
 スリランカでも、インドでも共に食事はカレーです。
 具には野菜や肉もありますが、あまり美味しくはありません。

 本当に日本のカレーの味は世界でも最高の出来だと思います。

 カレーだけでなく、世界を旅して日本に帰って食べる料理は余りにも美味くて感動します。
◎日本のシャワー・トイレはすごい発明だ!

  感動のついでに、いつも海外を旅行して思うのですが、世界中のトイレを日本のシャワー・トイレにしてくれると、これは、世界の人が感動しますよ。
◎ビジネス・クラスの座り心地!


  今回の旅では、航空会社のミスから、予定のエコノミーの席が無くて、初めてビジネス席に座ることができました。
 
 ビジネス・クラスは、確かに、ゆったりとした席でしたが、他にもオシボリからタオル地で、また料理の質も違うことで、この世は正しく、お金が支配しているとしみじみ悟りました。
◎健康の大切さ。

 今回の旅では、かなり高齢者が参加していて、多くの人が催眠誘導剤を持っていたり、食事の制限を受けていたりしています。
 そして、インドでは、辛いカレーにあたり、体調を壊した人も出ました。
 私も、ヴェトナム旅行 では、お腹を壊しましたが、健康なうちに旅をして、しっかり現地の食べ物をたべるだけの力を養っておきたいと思います。
★終わり

 私のつたない旅行記を、読んでいただき、誠にありがとうございます。

 この旅日記が、皆様の一助になれば幸いです。

  感想などがございましたら、掲示板 をご利用ください。お待ちしています。

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2014年 8月29日